ダンボールがリサイクルできる資源物であることは、多くの佐賀市民がご存じのところだと思います。佐賀市もダンボールをリサイクル目的で収集しています。
この記事では佐賀市におけるダンボールの処分方法を、資源としてのダンボールの重要性とともに説明しています。ぜひ読んでみてください。
早めに処分されたい場合はこちらからご相談くださいませ。
佐賀市はダンボールを「紙類」の分別区分に指定
佐賀市はダンボールを「紙類」の分別区分に指定して収集しています。
ダンボールはダンボールだけで紙ひもを使い十字にしばってまとめます。ダンボールは断面が波状になっています。一見、ダンボールに見えるけれども普通の紙に該当する箱もあるので注意してください。雑紙は紙袋に入れてから紙ひもで十字にしばることになっています。紙類の収集日は月に2回。その日にごみステーションに出して処分しましょう。
不用品回収業者を利用してダンボールを処分
佐賀市でサービスを提供している不用品回収業者に連絡して、ダンボールを処分する方法もあります。ただし、ダンボールだけだと費用対効果がよくないので、大掃除のあとのような不要な家財がたくさんあるタイミングで利用することをおすすめします。「たくさん」といってもそんなにたくさん不用品を集める必要はありません。軽トラックの積載スペース半分に届かない程度の量でも利用できます。
自分で運べるなら古紙回収業者のサービスを利用する方法も
佐賀市内には古紙回収業者が設置している古紙類の回収拠点があります。この拠点にダンボールを自分で運んで処分することも可能です。ダンボールの量が少ない場合は、佐賀市のごみ収集サービスか古紙回収業者のサービスを利用するのがおすすめです。
ダンボールはほぼ100%リサイクルされています
2015年に国連で採択されたSDGs。持続可能な社会をつくるために掲げられた17の国際目標のことです。そのなかのひとつ、「持続可能な生産消費形態を確保する」ことは、ダンボールのリサイクルと大きく関わっています。
ダンボールは、SDGsが採択されるはるかに前から利用されています。19世紀の終わり頃にはすでに、「箱」としてのダンボールが存在していたようです。
日本でダンボールが使われ始めたのは20世紀に入ってからですが、その中頃にはひとつの「産業」になるまでに成長しました。20世紀の後半には「資源回収」が行われるようになり、ダンボールもリサイクルされるようになります。つまり、ダンボールのリサイクルもSDGsが採択される前から行われていたわけです。
ダンボールのリサイクル率の高さも特筆すべきものです。ダンボールの回収率は95%を超えており、回収されたダンボールのほぼ100%はダンボールの原料としてリサイクルされています。回収されたダンボールは、ダンボールとして生まれ変わっているのです。
ダンボールは日本国内で手に入れられる優秀な資源
ダンボールは日本の資源です。日本は資源の多くを海外からの輸入に頼っていますが、ダンボールはリサイクルできるため、すべてを国内でまかなうことができます。ただ、これとて限りなく利用できる資源ではありません。業界は今以上に省エネと省資源を進め、今よりもエコなダンボールの開発に力を入れています。
まとめ
佐賀市でダンボールを処分する方法を解説しました。
佐賀市民の皆様は、少量のダンボールを処分するのであれば、市の紙類の収集日を利用することが可能です。ダンボールだけを紙ひもでしばってステーションに出しましょう。少量ならば古紙回収業者が設置している拠点も利用できます。
処分するダンボールの量が多い場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。ユーザーが指定する場所まで回収に来てくれますし、ダンボール以外の不要な家財も同時に処分できます。
「佐賀えびすサポート」は、ダンボールを含むご家庭の不要な家財を処分するお手伝いをしています。不用品の処分に困っている市民の皆様は、ぜひご連絡ください。連絡をいただいた当日の見積もりや回収作業にも対応することが可能です。