記事を探す
仏壇の処分を考える人が増えているようです。その理由はさまざまですが、そこにはどうやら、人々のライフスタイルの変化が大きく関係しているようです。この記事では佐賀市で仏壇を処分する方法を紹介しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。
早めに処分されたい方はこちらからご相談くださいませ。
仏壇を回収・処分してくれる自治体はそれほど多くない
仏壇を回収、処分してくれる自治体はありますが、それほど多くはありません。回収する自治体は、その自治体における「粗大ごみ」の基準に合致し、なおかつ閉眼供養（魂抜き）が行われていることを条件としていることが多いようです。供養が済んでいれば、不要な仏壇も家具のようなもの…こういう考え方なのかもしれません。
佐賀市は仏壇を回収・処分してくれません
早速、この記事のタイトルへの回答です。佐賀市は仏壇を回収・処分してくれません。
佐賀市は仏壇を「市では回収できないもの」と位置づけています。佐賀市はごみ分別事典のなかで、仏壇を処分する場合は販売店に相談するよう求めています。
佐賀市は仏具を回収・処分してくれます
仏壇を回収していない佐賀市も、仏具であれば回収・処分してくれます。花立てや香炉、おりん、ろうそく立て、湯飲みなどの小さな仏具に限ります。基本は「燃えないごみ」ですが、木製やプラスチック製のものは「燃えるごみ」として処分してください。
佐賀市で仏壇を処分する方法
ご紹介したように佐賀市が粗大ごみとして仏壇を回収することはありませんが、もちろん、処分する方法はあります。佐賀市では、以下の方法で仏壇を処分することが可能です。
菩提寺に相談
菩提寺があるということは、そこで開眼供養をしている可能性がひじょうに高いので、まず菩提寺に相談してください。お寺や宗派により仏壇の扱いは異なります。お寺の意向も聞いて処分のプロセスを進めましょう。通常、菩提寺に仏壇を持ち込んで、供養してもらう流れになります。数万円から十万円程度のお布施が必要です。
仏壇を購入したお店に相談
仏壇や仏具の販売店は、仏壇の処分の相談も受けてくれます。購入店に相談するのが一般的ですが、引っ越すなどして相談することが難しい場合は、別のお店に相談してもいいでしょう。お店に依頼する場合、提携寺院等で供養、お焚き上げを行うのが一般的です。費用の目安は2～8万円程度です。
不用品回収業者
遺品整理の作業を請け負うことの多い不用品回収業者も仏壇を回収することが可能です。寺院とも提携しており、合同供養の形にはなりますが、供養、お焚き上げを行い、仏壇を処分できます。
仏壇の処分は重大な決心です。このようなタイミングでは、ほかにも物を処分することが多いと思います。不用品回収業者を利用すれば、仏壇や仏具だけではなく、家具や家電などの不要な家財もまとめて処分することが可能です。処分費用の目安は数万円程度。仏壇・仏具の販売店よりも少し安いと考えておきましょう。
仏壇を処分する前に隅々までチェック
仏壇はよく大事な物の隠し場所になります。とくに高齢の方が所有されていた場合、その可能性は高くなるので、引き出し、内部など、物が隠せそうなところはくまなくチェックしてください。チェックせずにただ処分してしまうと、現金や重要な書類を捨ててしまうことになるかもしれません。
仏壇を供養する必要性
これから仏壇を処分しようとしている人のなかには、もしかしたら「仏壇を供養する」ということ自体を考えていなかった人もいらっしゃるかもしれません。たしかに、購入されたあとに開眼供養されていない仏壇も、世の中には相当数存在しているはずです。開眼供養されていなければ閉眼供養する理由もないわけで、このあたりはとても難しい問題です。
ただ、開眼供養されていない仏壇でも処分のときに何もしないとなると違和感を覚える人も多いと思います。そのため、開眼供養されていない仏壇でも、処分する場合は供養をすることをおすすめします。仏壇・仏具のお店や不用品回収業者はそういった相談も受け付けています。
まとめ
佐賀市で仏壇を処分する方法を紹介しました。佐賀市は仏壇を回収できないものに指定しているので、処分する際は菩提寺がある方は菩提寺に、そのほかの人は販売店や不用品回収業者に相談することをおすすめします。
「佐賀えびすサポート」は、仏壇や仏具を処分するお手伝いをしています。提携寺院での供養・お焚き上げもおこなっておりますので、処分にお困りの場合はぜひご相談ください。
