ベッドフレームやベッドマットレスは、多くの自治体が粗大ごみとして収集していますが、スプリング入りのマットレスに関しては収集していない自治体もあります。自治体が所有するごみ処理場の能力では処理できないからだそうです。佐賀市はどのように対応しているのでしょうか?
この記事では佐賀市でベッドフレームやベッドマットレスを処分する方法を紹介しています。市民の皆様はぜひ参考にしてください。
佐賀市はベッドもマットレスも「粗大ごみ」に指定
佐賀市はベッド(フレーム)もマットレスも「粗大ごみ」の分別区分に指定して収集しています。ただし、佐賀市が収集しないベッドもあります。佐賀市は「ウォーターベッド」を収集していないので、処分する際は購入店か不用品回収業者に相談してください。ジェルベッド(ゲルベッド)は粗大ごみとして処分できます。
佐賀市でベッドやマットレスを処分する方法
佐賀市でベッドやマットレスを処分する場合は、以下の2つの方法を利用できます。
・粗大ごみとして処分
・不用品回収業者に処分を依頼
粗大ごみとして処分
佐賀市民の皆様は、市のごみ処理施設に自分で持ち込むか、市に戸別収集を依頼してベッドやマットレスを処分することが可能です。
ごみ処理施設に自分で持ち込む
市のごみ処理施設に自分でベッドやマットレスを持ち込んで処分する場合、平日はとくに予約をする必要がなく、直接持ち込んでかまいません。ごみ処理施設は土曜日と祝日にも開いていますが、これらの日に持ち込む場合は直前の平日までに予約が必要なので注意が必要です。
・ごみ搬入予約センター:0952-20-0609(平日午前9時~午後4時に受付)
ベッドやマットレスを持ち込むことができるごみ処理施設は、市内に2ヶ所あります。
・佐賀市清掃工場
住所:佐賀市高木瀬町大字長瀬2369 電話:0952-30-2430
営業日と営業時間:
祝日を含む月~金 午前8時30分~午後5時
祝日を含む土曜日 午前8時30分~午後12時
・佐賀市清掃工場南部中継所
住所:佐賀市川副町大字犬井道5727 電話:0952-45-7251
営業日と営業時間:
祝日を含む月~金 午前8時30分~午前11時30分 午後1時~午後4時30分
祝日を含む土曜日 午前8時30分~午前11時30分
どちらのごみ処理施設を利用する場合でも、以下の処理手数料を負担する必要があります。
50kgまで400円
50kg超100kgまで600円
100kgを超える場合は超過50kgごとに+300円
市に戸別収集を依頼する
佐賀市にベッドやマットレスを収集してもらうことも可能です。戸別収集を依頼する場合は、金融機関で行います。ほかの自治体ではあまり行われていない方法なので、佐賀市に転居されたばかりの方は、少し戸惑ってしまうかもしれませんね。
ちなみに戸別収集の申込は毎月25日に締め切られます。収集は翌月の第2水曜日です。
ベッドとマットレスを同時に処分する場合、それぞれに手数料がかかります。ベッドが500円、マットレスが500円、といった感じです。手数料を納めると、担当者から粗大ごみステッカーが渡されるのでベッドやマットレスに貼ってください。
収集日の第2水曜日になったら、自宅前(一軒家)、入口付近(アパート・マンション)などの指定場所に、午前8時までにベッドやマットレスを搬出してください。その日の夕方までに収集が行われます。
不用品回収業者に処分を依頼
ベッドやマットレスを民間の不用品回収業者に依頼して処分することもできます。単純にベッドやマットレスを処分する場合、佐賀市のサービスを利用したほうが経済的なことはたしかですが、不用品回収業者を利用するメリットもあります。
運ぶ必要がない
ベッドやマットレスは重量物です。おまけに大きいので、部屋から運び出し、さらに家の外まで運ぶとなるとかなりの労力が必要です。室内の構造によってはかんたんに運び出せないこともあるでしょう。粗大ごみを回収するスタッフは家の中には入れないので、自力で搬出しなければなりません。
一方、不用品回収業者を利用する場合は重量物を運ぶ必要がありません。作業はすべて業者のスタッフが担当します。
ベッドやマットレスといっしょに不要な家財を処分できる
佐賀市に粗大ごみの収集を依頼する場合、同じ粗大ごみに該当するごみであればいっしょに出せますが、そのほかのごみは分別して収集日にごみステーションに出す必要があります。
不用品回収業者を利用するのであれば分別の必要がないので、どんな分別区分のごみでもいっしょに処分することが可能です。大規模な片付けイベントのときはベストな選択肢になるはずです。
予約を忘れてもすぐに処分できる
佐賀市の戸別収集の締め切りは25日。この日までに予約をしないと、次の粗大ごみの収集日は約1ヶ月と2週間後です。すぐに処分しなければならない場合、選択肢はひとつしかありません。不用品回収業者です。
不用品回収業者は即日の回収依頼にも対応可能です。
買い替えなら引取サービスをおこなっている家具店を利用する方法も
あなたが買い替えのためにベッドやマットレスを処分するのであれば、家具店の引取サービスを利用できるかもしれません。まだ、次に買うベッドやマットレスが決まっていないなら、引取サービスをおこなっている家具店の商品から選べば、古い製品の処分費用を節約できる可能性があります。大手の家具量販店がこのようなサービスをおこなっていることが多いので、調べてみてはいかがでしょうか?
不要なベッドやマットレスを売却できる?
有名なブランドのベッドフレームであれば売却して処分できる可能性はあります。マットレスは、製品の使用方法を考えると、中古品を欲しがる人はほとんどいないので売却することは難しいでしょう。
最近はリーズナブルな値段で買える家具が増えているので、ノーブランド品や量販店の家具を売却するのは難しいかもしれません。
まとめ
佐賀市でベッドフレームやベッドマットレスを処分する方法を解説しました。佐賀市はウォーターベッド以外のベッドやマットレスを粗大ごみとして回収しています。戸別収集を利用するか、ごみ処理施設に搬入して処分してください。
不用品回収業者を利用してベッドやマットレスを処分することも可能です。重量もサイズもあるこれらを運ぶことは、一般の方には大きな負担になります。
「佐賀えびすサポート」は、ベッドやマットレスを処分するお手伝いをしています。お困りの方はぜひご相談ください。